banner

Home | About the Event | Schedule | Directions - Maps | Additional Support by | English
2008 年 5月 25(日)・26(月)
代々木能舞台にて開催
渋谷区代々木 4−36−14

main

日本初めてのナンタケット
バスケット展示

観世流浅見家 浅見慈一と New England Nantucket Basket Association (NENBA)(主宰 八代江津子)が日本の伝統芸能の能楽とアメリカ ナンタケット島の伝統芸術品 ナンタケットバスケットを、それぞれのパフォーマンスと展示によりご紹介します。

秘事口伝・一子相伝などと言われる能。芸の習得においてよく言われる「芸は盗むもの」は日本の芸能に限ることなく、大切なものを伝えていくときの世界共通の意識なのでしょうか。ナンタケットバスケットの美しさに惹かれ、師と心に決めた作家のもとに通いつめてバスケットを学ぶ道を開いた New England Nantucket Basket Association 代表の八代の行動もそこに通じるものがありました。

世阿弥が嫡男元雅に遺した『花鏡』という伝書の中に「命には終りあり、能には果てあるべからず」とあります。能を演じる役者は人の定めでやがて死を迎えてこの世から消えても、能というパフォーマンスに込められた『もの』は伝え続けてきました。作家の命が尽きても後に遺されたバスケットという造形物にこめられた『もの』は、語り続けていきます。各々の中に宿る果てることのない「伝えるべきもの」、「伝えたいもの」を。

入場無料